【瑞鳳殿資料館において伊達家から角田・石川家に嫁いだ牟宇姫に宛てて書かれた政宗公・忠宗公それぞれ直筆の手紙を展示します】
伊達政宗公の娘、牟宇(むう)姫は長女の五郎八(いろは)姫以来、久しぶりに生まれた女の子でした。牟宇姫は政宗公をはじめ、姉の五郎八姫や二代藩主で兄の忠宗公など、皆からとてもかわいがられていたといわれています。牟宇姫は伊達家家臣の筆頭である角田邑主・石川宗敬に嫁ぎました。角田に嫁いだ牟宇姫に宛てた父政宗公をはじめとする家族からの手紙が現在も残されており、手紙からは牟宇姫への愛情が伝わってきます。
瑞鳳殿資料館では新春企画展として政宗公、忠宗公それぞれが牟宇姫に宛てた直筆の手紙をご紹介します。
・展示会名称
令和3年新春企画展
角田に嫁いだ牟宇姫への手紙
―父 政宗公、兄 忠宗公からの愛情―
・期間
令和3年2月1日(月)~令和3年2月28日(日)
・会場
瑞鳳殿資料館 展示室
・展示資料
(1)伊達政宗 「牟宇姫宛書状(鮎六十尾)」一幅 紙本墨書
(社会福祉法人 共生福祉会蔵)
(2)伊達忠宗文書 牟宇姫宛消息文(正保四年)一幅 紙本墨書
(公益財団法人 瑞鳳殿蔵)
※ 企画展は瑞鳳殿の通常観覧料金でご覧いただけます。
(お願い)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、観覧されるお客様にはマスクの着用や手指の消毒など、感染防止対策を施してのご入場をお願いいたします。また、今回の展示では資料館での滞在時間をなるべく短くしていただくために、企画展の資料点数は2点のみと数を限った展示としておりますので予めご了承下さい。なお、資料館内では常設展示も併せて御覧いただけます。
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