瑞鳳殿本殿と政宗公御木像の修復工事期間
令和4年10月31日~令和5年3月30日
【修復工事前の状態について】
瑞鳳殿本殿は平成13年に大改修を行いましたが、その後21年が経過し、彩色のくすみや黒漆の退色、錺金具の金箔剥離など劣化が著しい状態となっています
また、本殿内に安置されている瑞鳳殿のご本尊とも言うべき伊達政宗公の御木像(尊像)も昭和54年の製作から43年が経過し、彩色の退色や黴の発生、亀裂などが生じています
【修復工事について】
今回の修復では、綺麗な彩色を取り戻すために、瑞鳳殿本殿の特色である黒漆の総塗り直しと錺金具の金箔押し、彩色部分の補筆とクリーニング、また、政宗公御木像を製作当時の状態に蘇らすべく天然の漆や顔料を用い、社寺建築修復の専門家による修復を行います
【ご観覧について】
開館を継続しお客様に境内をご観覧いただきながらの修復工事といたします
瑞鳳殿本殿周りの足場架設(正面は透明ビニルシート、側面や背面は防炎シート)により瑞鳳殿本殿の彩色が観づらいなどのご迷惑をおかけする事になりますが、何卒ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます
工事期間中の観覧料は通常料金となりますが、瑞鳳殿拝殿にて瑞鳳殿本殿の写真パネルを展示し、魅力の紹介や修復工事の解説を行いますとともに、瑞鳳殿資料館においては令和3年7月に復元した伊達政宗公の復顔像を展示いたしますのでご覧いただければ幸いです
※瑞鳳殿本殿以外の涅槃門、拝殿、感仙殿、善応殿、妙雲界廟、資料館などは通常の状態でご覧いただけます